プリザーブドフラワーってどんなお花?

もうすぐ母の日だね。母の日は5月の第二日曜日。今年2013年は5月12日だよ。母の日のお花のプレゼントは、来年の母の日まで…いや、それ以上に、ゆっくり楽しんでもらえるプリザーブドフラワーが毎年大人気。
そんなプリザーブドフラワーだけど、どんなお花だか知ってる?
時々 "ブリザードフラワー" と言われることがあるけど、正しくは "プリザーブド フラワー = Preserved Flower" 英語で「保存された花」という意味。

"ブリザード = Blizzard " は「暴風雪」の意味。ユーミンの「BLIZZARD」も一面雪の銀世界を歌ってるよ。ブーリーザード オー ブーリザード~♪

とまあ、プリザーブドフラワーとは、生花にある加工をして、生きているお花のみずみずしさと美しさを数年 (1~3年程) は保つようにしたもの。そういう「美しさが保存された」お花なのです。日本は湿気が多いので一般的に数年もつと言われていますが、気候の適したヨーロッパでは10年近くも持つと言われてるらしい!
水やりや水替えなどのお手入れがいらないから、放って置いても大丈夫。忙しい人でも手軽にお花が楽しめる。そして、ドライフラワーやシルクフラワーとも違って、見た目もほどんど生花。まさに「魔法の花」!!
1991年フランスのヴェルモント社が長寿命の切花製法をパリで発表したのが、そもそものブームの発端。あっという間にヨーロッパの花業界に広まり、パリやロンドンでギフト向けのお花として人気が定着して一般に広まりました。
日本では、花嫁さんのブーケなどウエディングシーンから浸透してきました。今ではギフトとして利用したり、プリザーブドフラワーを使ったアレンジメントやプリザーブドフラワーそのものを作ることを習い事として楽しむ人たちも増えてるんだって☆
作り方は、新鮮な生花を専用の薬品と着色料 (人体に無害) に数日間~数ヶ月間浸し、植物が持つ水分と入れ替えます。薬品が水分の代わりになって生花のような柔らかな状態を保ち、着色料次第で生花にはないめずらしい色の花も作れるんです。
「プリザーブドフラワーはどの位持つのかな?」って、よく耳にします。「永遠に枯れない魔法の花」と紹介されたりしてて、半永久的にそのままの状態を保てると思い込んでる人も多いかもね。
実際には、日本の高温多湿な気候では種類や保存状態にもよるみたいだけど1~3年程度は色鮮やかなまま楽しむことができます。それ以上経つと色がだんだん褪せてくるので、新しいものと比べると劣化は否めないかな~。

ラ・ビジュール BL

自然界にはない "青いバラ" もプリザーブドフラワーなら簡単。青いバラの花言葉は「不可能」「神の奇跡」!

作成者: コネタねこ

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